お元気ですか?
コロナ、東京にいると、なんだかなー、感に溢れ、皆さんそれぞれのコロナ解釈を持っており、相容れない不思議な現象と化している気がします。
マジで、コロナ感染者ってなんだかゾンビみたい、って思ってたのが自分で、皆ゾンビになりたくない、感じです。
ジェリービーン氏描くポスターが半券持参で抽選で貰える、ってので観ないわけにはいかないゾンビマニアなボク。
行ってきた。
これが抽選で貰える。
そらもー、欲しいでしょ。
なんなら映画観なくても。
外れましたが。
では映画。ネタバレにならないように書いてみます。
かなり厳しいのでは。
面白いか面白くないか、と言えばもちろん面白かった。
面白ければいいのですが、ジャームッシュはフィルムをアートに昇華させる魔術師。
時間軸があってない様な錯覚を起こさせるあの、ジャームッシュだぁ~、も悪く言えばノロノロなだけで初めて退屈を感じた。
やっと出てきたイギーポップゾンビ!も、たまらなかったけど、ふと、中三で初めて目にしたイギー&ザ・ストゥージーズでのパッセンジャーのライブ(NHKでやってたニューウェーブ パンクの台頭)を思い出した、しそれの衝撃の方がよほどゾンビだ。
あれかね?
ジャームッシュはロバート・ロドリゲスやタランティーノ達と仲良くなりたいのかね?
あまりにもそっち過ぎだった。
映画の進行上そう思わずにいられなかったけど、でこれだと厳しいのです。
その二人は別格だし、日本の理解度というより理解力がジャームッシュとは違うし、ジャームッシュに日本理解する必要なんて要らんし。
別にオマージュなんか要らなかったし、カメオも要らなかった。
ジョージ・ロメオへのオマージュよりも、ロバート・ロドリゲスへの告白を感じてしまった。気持ち悪い。
残念な映画だった。
キルビルのワンシーンにしか見えないし。
変わった映画撮りたかったのかもだけど、もうこちら側はスペシャリストに溢れてるので、軌道修正していただき、ハーヴェイ・カイテルでマジなジャームッシュ映画、観てみたいもんだなぁ。