稀に見るダメ著「タープの張り方 火の熾し方」 高桑信一

読書の秋。

 

真夏も真冬も本読みます。

 

 

タイトルでなんとなく図書館で借りてみた表題「タープの張り方 火の熾し方」、

があんまり酷い。

 

まず、沢登りをする人には学ぶことが何も無い。タープも焚き火も、まして何もかも、

びっくりするほど何も得られない。

 

この本は、沢登りをなんとなくしてイワナを釣ったりする人に対して、やってみたいけど出来ないなー、という人向けの、実践には全く向かない本です。

 

逆に言えば、この著者レベルの沢登り、イワナ釣りだったら誰でも出来るという、敷居を下げてくれるそういった意味ではありがたい本です。

 

 

 

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この本は色々なギアに対して見開きページで著者の主観で語られていく校正ですが、笑えない酷いページが多々あります。

 

例えば、

 

ナイフ

 

刃が丸出しでこんなものどうやって携帯すんの、みたいな完全に一昔前のスタイルで、職質で警察署に閉じ込められた経験がある自分はとても持てない。

100%銃刀法違反ですよ。

 

オピネル1本で事足りるんだけど。

 

 

 

例えば、

シュラフ

 

モンベルのなんとかハガー#7を紹介してますが、一言。

 

だっサー。

 

 

例えば、

 

携行品

 

この方はビリー缶にでかいフライパン持参です。

 

タープは2枚派。

 

さらにシュラフカバー。

 

この人が実践してる装備で沢登りしたら、、、まじで死んじゃうよう。

 

 

ザックにさらにチビザックくくりつけるのを推薦。

 

高巻きでブッシュに引っ掛かって滑落間違いなし。。。

 

 

 

 

180度目指すベクトルと逆方向。

 

恐らくは沢をクーラーボックス持参で沢を散歩レベルでしょう。

 

 

 

このような本を偉そうに出版する「山と渓谷社」もやはりというか、必然的に信用ならん。

 

 

なんでこんな奴が本出せて、まともな奴が本出したくても出せんのだろう。